こころの小石

毎日は滞りなく流れてるけど、心に小石があるような、その小石があるだけで何についても悪い方向に心が動く。なんなんやろ、この小石はどっから来てなんのためにとよものこころにちょっこり佇んでるんやろ。

約一ヶ月の海辺のシッター先、そこでは、優しい大型犬プリンスと20歳の黒猫ジャグと一緒に暮らす。ジャグは家の中にはいって来るのはごはんのときだけで寒い日も庭の椅子に寝てる。そして今回途中から1歳の子犬フォモもここに来ることになり、このエネルギーの塊みたいなこのフォモは、ノーザンテリトリーから飛行機に乗ってシドニーまで来たらしい。

かっこいいジャグ20歳

ノーザンテリトリーにいるときフォモは、身体中にダニ?が寄生しててハゲハゲで弱っていたらしい。このままいたら弱い子犬はすぐに他の野犬に襲われるのでをみすてられず、ここの家のオーナーの娘が助けて獣医につれていき自宅シドニーまで連れ帰った。でも娘の仕事はノーザンテリトリーでアボリジニのために医療活動をすることなので、頻繁に家は留守になり、フォモは近所に住む両親の家に預けられるということになる。

今回はじめて犬2、猫1のシッターでフォモがきた次の日にことはおこった。

それは日曜日の午後、ちょい近所まで1時間くらい買い物に行って帰ってきたとき裏庭で猫の唸り声、慌てて裏庭へのドアを開けるとそこにはジャグが横たわってた。ジャグを抱えて猫ベッドに寝かせたけど、そのまま2時間くらいジャグは動かないでうううーっていう唸ってた。体をいろいろ調べてみたら後ろ足の爪が一本取れかかってそこから出血していた。

とりあえず近所に住んでる日本人の義理の娘さんに連絡してオーナーさんに連絡してもらった。オーナさんは一日バスルームで保護してそのつぎには庭に出してという指示だった。

その日は自分のベッドルームにジャグのベッドを持ってきて寝かせた。夜中にジャグがとよものベッドの上に飛び乗り布団の中に入ってこようとする、でもジャグは長年ブラッシもしてもらってなく毛はトレッドみたいになって固まっててなんだか臭うし、さすがに布団のなかにはいれてやれなかった。けど布団の上で夜中に何回もねがえりをうっては気持ちよさそうに体を伸ばして寝てた。

翌日になってもジャグは寝たままでしかごはんをたべないし、、歩けるけどまだまだゆらゆらしてるし外に出すのは危険と思いそれから4日間はバスルームで毛づくろいをしてやったりしてすごした。毛の塊を櫛でほぐすとそこはフケだらけ。。。4日めにはジャグはご飯のときに立ち上がって食べるようになってて、とれた爪のところも自然に治ってきてた。

その日3時頃にジャグを庭のいつも寝てた椅子の上につれていった。銅像のように微動だにしないジャグ。

犬たちと庭で遊んで、ふとジャグのをみると塀の上にいた。それから塀伝いに玄関の方に行き道路の溝から下水管に入ろうとしてたのでジャグ!と呼んで近づいたら、ジャグは逃げるようにささっと溝から下水管に入っていった。

それから2日今日もジャグは帰ってこない。

ただひとつ、玄関においてたご飯がへってたので、夜中に食べに来ているのかも。でも他の猫も徘徊してるので誰かがジャグのご飯を食べたのかもしれない。

 

外が好きだというジャグはきっと、プリンスが来ていつも家のなかにいるので外で暮らすように決めたんだと思う。でも一晩だけベットルームに入れたときなでると顔を摺り寄せてきてあまえてたから、本当はみんなのそばで甘えたかったのかも。

ほんとうはあたたかいところで寝たいけど、そこにはもう犬がいるから、自分はどんなに寒くても外のちいさな椅子のクッションで寝るジャグがなんだかすごい悲しく思えるのはとよもの勝手な想像なんかなぁ。

こころのなかにある小石は愛されていないとおもう悲しいこころ。そうおもってすねてしまうこころ。そんな自分を俯瞰でみれるように成長させるための飛び石。

地球に産まれてなんかのめぐりあいで出会い今回のような経験をすることも、おおきな愛の意味をかんがえることなのかも。

 

下の写真2枚はちいさなフォトグラファーことりの作品、とよもが撮るジャグとプリンスとはぜんぜん違う表情で、愛に溢れてる。。。

photo by kotori ujita
photo by kotori ujita

ぶろぐ書き終わって犬たちを庭に出し、玄関の花に水をあげようとドアを開けたらそこにはジャグが!!かえってきたーーーーー

うれしい!!

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